2012年3月18日日曜日

ダイエット中ですが、イカと、するめ何が違うんですか?どちらとも炭水化物・脂質...

ダイエット中ですが、イカと、するめ何が違うんですか?どちらとも炭水化物・脂質・カロリーは変わらないんでしょうか?







するめは栄養学的にもすぐれた成分が豊富に含まれています。また、するめを噛むことにより脳が刺激されるので、頭脳の働きを促進して老化を防止する等の効果もあります。

1:タウリン・アセチルコリン

以前は「イカを食べるとコレステロールが高くなる」と言われてきましたが、イカやタコにはコレステロールの低下作用やコレステロール系胆石を予防する働きを持つタウリンが多く含まれています。

するめにも勿論タウリンがたくさん含まれています。

また、アセチルコリンには神経を休める働きがあります。

2:EPA・DHA

イカには現在健康食品として注目されているEPA(エイコサペンタエン酸)や、「頭がよくなる」と話題のDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれており、血液の調整作用や肝臓の強化作用など医薬品の原料として活用されている成分を多く含んでいます。またDHAは視力回復などのいわゆる生活習慣病の予防にも効果があります。

3:ナイアシン

するめに含まれている「ナイアシン」は、脳の栄養素として欠かせない必須ビタミンです。

このナイアシンが不足すると、口内炎や口角炎が起こりやすくなり、さらに酷くなると不眠や頭痛、イライラ、痴呆、運動マヒなどの神経症状を引き起こすと言われています。

●するめの成分(100gあたり)

水 分 19g、 タンパク質 69.5g 、カルシウム 80mg

リ ン 750mg 、ビタミン 8.3mg

●良く噛む事は身体に良いこれだけの証拠!●

(1)顎が発達し、歯並びを良くします。

(2)むし歯や歯周病になりにくい、丈夫で良い歯が作られます。

(3)脳の働きが良くなり、記憶力がアップします。

(4)だ液が多く分泌されるので食物の消化を助け、

栄養素の消化吸収効率を高めます。

(5)口腔内の機能が活発化するので食べ物が美味しくなります。

(6)肥満中枢が刺激されるので食べ過ぎを抑え、

肥満防止につながります。

(7)唾液の中の抗菌作用で、癌を抑制する効果もあります。

(8)消化酵素も豊富になり体内の活性化を促進します。

他にも肩コリ防止、ストレス発散などの効果もあると言われています。

するめを噛む事によってどんどん健康になれます。



イカの有効成分と効能

・タウリン ---

血圧を下げる働き、またコレステロールや中性脂肪の排泄を促す働きがある

ため、高血圧や動脈硬化、血栓などの予防や改善に役立ちます。

さらに心臓の筋肉の働きを高める作用や気道の収縮を抑制する作用、肝機能

の働きを高める作用などもあります。

・ビタミンE ---

血液中の脂肪分を抑え、血行を良くする働きや生殖機能を維持する働きが

あります。

・ナイアシン ---

糖質や脂質などからエネルギーをつくる際に必要なビタミンです。

・ビタミンA、ビタミンB群(ホタルイカ) ---

眼精疲労や肌荒れの改善に役立ちます。



※ イカ墨は、漢方では狭心症の治療薬として用いられています。

また、がんの抑制効果の研究が進められています。



イカ 100gのカロリー:(生) 88kcal(焼) 117kcal

するめ 100gのカロリー:334kcal








>イカと、するめ何が違うんですか?



スルメイカ(鯣烏賊)という種類のイカがいます。マイカ(真烏賊)とも言います。干してスルメにするだけでなく、生で刺身にしたり、煮たり焼いたりして食べる、最も馴染み深いイカのひとつです。

他にも、ヤリイカ(槍烏賊)、アカイカ(赤烏賊)、アオリイカ(障泥烏賊)、ケンサキカ(剣先烏賊)、ホタルイカ(蛍烏賊)などいろいろな種類のイカがいます。ケンサキカのスルメもポピュラーです。



それはともかく、干していないスルメイカと、干したスルメイカの栄養分を比較すると、当然ながら水分が少なくなった分だけ単純に栄養成分の含まれる割合は多くなります。シイタケなどは天日に干したほうがビタミンDが増えますが、イカを干すことによって絶対量が増える栄養成分は特にないようです。



下記は、スルメイカの水煮(味付けせずに煮たもの)と、干したスルメいかの栄養成分の比較です。





食品成分(100g当たり) … するめいか/干しするめ



エネルギー ……………… 103 kcal / 334 kcal

水分 ……………………… 75.6 g / 20.2 g



たんぱく質 ……………… 21.2 g / 69.2 g

脂質 ……………………… 1.3 g / 4.3 g

炭水化物 ………………… 0.3 g / 0.4 g

灰分 ……………………… 1.6 g / 5.9 g



(ミネラル)

ナトリウム ……………… 310 mg / 890 mg

カリウム ………………… 260 mg / 1100 mg

カルシウム ……………… 17 mg / 43 mg

マグネシウム …………… 59 mg / 170 mg

リン ……………………… 270 mg / 1100 mg

鉄 ………………………… 0.1 mg / 0.8 mg

亜鉛 ……………………… 1.7 mg / 5.4 mg

銅 ………………………… 0.45 mg / 0.99 mg

マンガン ………………… 0.02 mg / 0.06 mg

レチノール ……………… 15 μg / 22 μg



(ビタミン)

α-カロテン …………… 0 μg / 0 μg

β-カロテン …………… 0 μg / 0 μg

クリプトキサンチン ……… 0 μg / 0 μg

β-カロテン当量 ……… 0 μg / 0 μg

レチノール当量 ………… 15 μg / 22 μg

ビタミンD ……………… 0 μg / 0 μg

α-トコフェロール …… 2.5 mg / 4.4 mg

β-トコフェロール …… 0 mg / 0 mg

γ-トコフェロール …… 0.1 mg / Tr mg

δ-トコフェロール …… 0 mg / 0 mg

ビタミンK ……………… 0 μg / 0 μg

ビタミンB1 …………… 0.03 mg / 0.10 mg

ビタミンB2 …………… 0.04 mg / 0.10 mg

ナイアシン …………… 4.8 mg / 14.1 mg

ビタミンB6 …………… 0.21 mg / 0.34 mg

ビタミンB12 ………… 6.7 μg / 12.3 μg

葉酸 ………………… 5 μg / 11 μg

パントテン酸 ………… 0.63 mg / 1.57 mg

ビタミンC …………… 1 mg / 0 mg



(その他)

飽和脂肪酸 ……………… 0.16 g / 0.60 g

一価不飽和脂肪酸 ……… 0.05 g / 0.12 g

多価不飽和脂肪酸 ……… 0.30 g / 0.89 g

コレステロール …………… 320 mg / 980 mg

脂肪酸総量 ……………… 0.50 g / 1.64 g

水溶性食物繊維 ………… 0 g / 0 g

不溶性食物繊維 ………… 0 g / 0 g

食物繊維総量 …………… 0 g / 0 g







五訂増補日本食品標準成分表(本表)より。100gあたり、



するめいか(生) 炭水化物0.2g(食物繊維0g)、脂質1.2g、カロリー88kcal



するめ 炭水化物0.4g(食物繊維0g)、脂質4.3g、カロリー334kcal

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