2012年3月18日日曜日

緑内障と漢方薬について

緑内障と漢方薬について

目の健康維持のサプリに中南海 天眼というのがあります。

緑内障の相談に行った漢方薬局で勧められ購入しました。



薬局の人の体験談によると、これで飛蚊症が良くなったそうで緑内障にも効果があるという事でした。



どなたか現在、服用している方いましたらお話など聞かせてもらえたら幸いです。



また、その他に緑内障に効果のある漢方薬などありましたら教えて下さい。



よろしくお願いします。







緑内障は、必ず眼科医の診察・処置を受けてください。



緑内障は原因が多岐にわたるほか、それ自体、カンタンに失明につながる病気です。

素人療法は避け、かならず医師の診察と処置を受けてください。



ご質問の「中南海 天眼」は、古方にない、最近調製された処方で、効果・作用機序については、検証されていない、民間薬です。

中国では臨床経験が豊富だと言われていますが、わが国に正式に伝わっていません。このことから、実際には効能が証明できないものと考えられます。わが国では医薬品ではなく、健康食品扱いなのも、このためです。

成分にビタミンA(鯉の肝臓由来)が含まれていることで、夜盲症や虹彩炎には効果があるかもしれません。ただし、これの含有量が多すぎるという意見もあり(ロットによってばらつきが大きい)、用量を誤るとビタミンA中毒の懸念があります。このほか天然成分が数種類含まれているので、アレルギーの危険性は大です。



直接に有害な成分は検出されていないようですが、成分の含有量が不安定ということは品質管理されていない製品ということなので、安心できないと考えてよいでしょう。








お金に余裕がある人、健康問題に神経質な人が好奇心に乗っかって手を出す典型ですね。

漢方薬は病院の医師たちが、野蛮・おまじない・非科学的・・・などなどバカにされ医療保険が適用されていなかった昭和50年以前からの漢方崇拝者ですが、中南海・天眼」なんて聞いたことがないですね。

質問で、「漢方薬」という文字を使われていること自体がマチガイです。その点、別の回答者がコメントしているとおりです。

ヤブヘビな民間療法のエリアですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿