グレープフルーツのルビーとピンクグレープフルーツは違うものですよね?
★グレープフルーツの起源
グレープフルーツはスウィートオレンジとサボンの交配種で、オデット・フィリップ伯爵によって、1823年にバハマからフロリダに伝えられ、西インド諸島で誕生したと考えられています。グレープフルーツは6mに満たない低い木にブドウのように房状で木に実ることから、その名前がついたといわれています。
★ホワイトグレープフルーツとルビー、ピンクグレープフルーツの違い
ルビーグレープフルーツのルビー色はリコピンによって、果肉が赤(紅)色になります。ルビーグレープフルーツには、リコピンがホワイトグレープフルーツより多く含まれています。
ピンクグレープフルーツのピンク色はカロテノイド(ビタミンA)によるもので、ピンクグレープフルーツには、カロテノイドがホワイトグレープフルーツより多く含まれています。
★カロテノイドとは?
動植物に含まれる赤や黄色の色素で、βカロチンに似た構造を持つものを指します。
カロテノイドの効能としては、優れた抗酸化作用を持ち、美肌やシミ予防、目の健康やガン予防などに効果を発揮すると言われています。
★リコピンとは?
人の血中に検出されているカロテノイドの一種ですが、ビタミンAとしての活性はもちません。
しかし、紫外線や放射能、酒やストレスなどの感情の起伏によって、体内で発生する活性酸素の働きを低下させさせる働きがあります。
★結論
黄色いグレープフルーツ(普通の白肉種)の栄養とほとんど差はありません。
ひとつだけ違うのは「リコピン」や「β-カロテン」と呼ばれる成分が含まれていることです。
この成分が含まれているのでピンク色や赤色をしています。
ちなみにリコピンはトマトに、β―カロテンは人参に多く含まれます。
色がちがうだけじゃないの?
味もそんなに変わらないと思うけどー。
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