レスベラトールの代わりに、構造式が似ている、フラバノール構造のカテキンは、レスベラトールの効果がどの程度ありますか?
【背景】レスベラトールは、Sir2の産生を活発化し、長寿のスイッチをいれると言われています。
NHKでもこれがとりあげられました。
http://www.j-cast.com/2011/07/13101393.html?p=all
http://m4s.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/11612-a5ae.html
更に動物実験では、長寿、抗炎症、抗癌、血糖降下、放射線障害抑止が認められています。
サプリメントも出ていますが、ビタミンCやビタミンEなどの比べると予防にしては、比較的高価です。
レスベラトールの構造は、スチルベン構造のポリフェノールです(構造式省略)。
【本題】
茶カテキンは、いくつか構造が知られています(構造式省略)
エピガロカテキンガレート(EGCG)
エピガロカテキン(EGC)
エピカテキンガレート(ECG)
エピカテキン(EC)
レスベラトールは、スチルベン構造です。
フラバノール構造ですが茶カテキン(EC、EGC)は、立体的にレスベラトールに似ています。
Q1茶カテキンでもレスベラトール活性はありますか?
Q2茶カテキンは、レスベラトール活性の何10%程度でしょうか?
出典のURLも教えてください。
宜しくお願い致します。
ECGにSir2の産生の効能は発表されていません。
活性酸素の除去、食欲の抑制、血糖値の低下が効能です。
化学構造が似ていてもその働きがあるとは限りません。
コレステロールから作られる性ホルモンは種種雑多の種類があり、化学構造は非常に近いのですが、働きはひとつひとつ全く異なります。
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