化粧水の効果について質問です。
たくさんの化粧水が出ていますが、その効能とされるヒアルロン酸やコラーゲンといったものを皮膚表面に塗って、
果たして真皮層まで届くもなのですか?
コラーゲンなんて高分子なイメージがあるのですが・・・
しかも、もしヒアルロン酸やコラーゲンが体内に浸透・吸収されたとしたら、その成分は顔にとどまっていてくれるものなのですか?
保湿目的なら分かりますが・・
生理学や生化学の見地からはどんな感じなのでしょう。
ちょっと昔「真皮層までナノ成分が浸透!」というインチキなコピーを見たことがあります。
おっしゃる通り、ヒアルロン酸、コラーゲンは肌表面の保湿目的で使われますが、肌表面から真皮層に届くことはありません。
そのような物があれば、誰もヒアルロン注射などしないでしょう。
補足ですが、レチノール(ビタミンA)やトレチノイン(ビタミンA誘導体)肌に塗布することで、コラーゲンやヒアルロン酸の分泌を促す作用があります。
http://www.cosmetic-medicine.jp/tre-hq/index.html
☆またまた補足ですが、kyayabeeさんが良い補足をして下さったので、もう一つ笑い話を。
ランコムというフランスでは老舗のブランドがありますが、50代対象の「プラチネウム」というラインを出しています。なんとそれにはカルシュームが配合されているようです。50代向け、骨粗しょう症対策というのは、笑えないジョークです。http://www.lancome.jp/_ja/_ja/catalog/product1.aspx?prdcode=Y10445&...
真皮層まで作用してはならないのが化粧品です。これは薬事法で定められていると聞いた覚えがありますが。
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/48793
http://yakuji.aksk-marketing.jp/yakuji_faq_siwa/
http://yakuji.aksk-marketing.jp/yakuji_faq_hoshitu/
それでも、後を絶たないのが「真皮層まで届きます」的フレーズですね。
生理学的見地以前に、薬事法で決められているのですから、化粧品の効能とやらには限界があるわけです。
それを聞いて以来、私はこれらの成分を重要視していません。
あくまで肌表面にのみ作用し、乾燥を防ぐだけのものとしてとらえています。
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